ここ数日、作業精度が落ちて来たなと思っていたので、今日は作業をやめて刃研ぎをした。「かんな」と「のみ」の刃は、柔らかい地金と硬い鋼(はがね)の2層構造になっている。それぞれ幅は違うが、共通している理由は「粘り強さ」と「硬さ」を両立させる為。刃研ぎは、基本的には鋼を研ぐ事をいう。
・平かんな(表面を削る) 中仕上げかんな、仕上げかんな※砥石全体を使って、絶対丸刃にならない様に。
・追入れのみ(浅い穴を掘る、仕上げも) 5分のみ(15mm)、8分のみ(24mm)※なるべく丸刃にならない様に、とにかく刃裏の平を崩さない様に。
・向こうまちのみ(深い穴を掘る) 3分のみ(9mm)※こちらも刃裏が命。
・しらがき(切り線をけ書く)※研ぎ過ぎると刃こぼれし易いので、程よく研ぐ。
・ほぞけ引(ほぞやほぞ穴線を引く)※ヤスリで削る
上記の事を意識して、刃研ぎに集中。刃研ぎは必ず品質として自分に返ってくる。
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