■山と踊る– category –
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どんな所が森林になるのか
ピラミッドやスフィンクスの周りには、草も木も見当たらない。雨が少ない上に気温が高く、乾燥して植物が育たない。エジプトのカイロという所では1年に20ミリほどしか雨がふらず、日本の夕立1回分程度。他にも年間1、2ミリしか降らない国もある。日本はと... -
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山崩れを防ぐ力
今日は山崩れを防ぐ力を考えます。 健康な森林の土の中に、網目のように張り巡らされた木の根があります。土や石を抱きかかえ、土に割れ目が出来ないようにしています。真っ直ぐの太い根は、土の中へ深く食い込んでいくように成長します。この働きが山崩れ... -
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森林の土壌浸食を考える
水資源を守る森林の働きは、洪水を防ぐと同時に土の侵食を防ぐ働きがある。水は水だけで流れるのではなく、土も一緒に押し流す。木の枝や葉、地表の植物や落葉で何重にも覆われている森林の土は、直接雨にうたれないから土の粒が跳ね飛ばされず、土の構造... -
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木質資源としての森林
日本では家や家具、鉛筆、紙等に木材が使われている。かつては、燃料としてもたくさん使われていた。現在は日本で使う燃料材は、全木材使用量の0.5%程度で、この割合は他の先進国も同じくらい。一方、石油化が進んでいない発展途上国では、木を切り出す木... -
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森林と文明の沿革
メソポタミア、エジプト、インド、中国などの古代文明は大きな川の下流におこったのは有名な話。いずれも文明がおこった頃には森林があったと言われている。森林からの木材や燃料材は文明に欠かす事のできないものだった。森林がある所には良い土があった... -
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山と木への想い
「木を上手に使いながら森林保全と経済活動を両立させたい。」という想いがある。 木を上手に伐るという事は、山を守る事に繋がる。 木を上手に使うという事は、木文化を残す事に繋がる。 「上手」とは、山の環境と経済活動のどちらも大切に出来るという事... -
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10月3日火曜日 四季があるから綺麗な年輪ができる
木はの構造は幹、枝、根の3部分からなる。用材として利用するところは幹の部分が多い。針葉樹は広葉樹に比べて幹が通直で、上下の直径があまり違わないので建築用材として多く使う。広葉樹は家具等に使われる事が多い。うん、これはイメージ出来る。日本の... -
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木材利用について本当に大切な事は教科書に載っていない
今日は木材資源の利用について。木材は伐採から乾燥、そして製材から加工まで、長い時間と確かな人の手を通して活用される事で、その木材の樹齢以上の生命力を持つもの。木材利用は適材適所に有効活用する必要で、その為には、木の特性をよく見極めた加工... -
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国産木材の利用は何割?
建築に国産木材がどのくらい使われているのか!?林業白書で調べてみた。2022年の建築着工床面積の木造率は45.5%らしい。これは戸建て、マンション、非住宅、商業施設などを含めた割合。全部の建築のうち、45%も木造使ってるじゃん!と思いながら読んでみ... -
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森のフィールド学舎の方々と冬の山あそび
お世話になっているプロ学芸員石井さんにお声かけ頂き、森のフィールド学舎の専門家の方々3名と一緒に冬の山あそびをさせて頂きました。研究も兼ねておられますので差しさわりの無い範囲でUPさせて頂きます。18時頃集合し車でときがわの山を登ります。1...
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