自分のいろいろ– category –
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相欠渡腮のスミカケから始まる
木工学校を卒業して、現場は建築に変わります早速手刻み修行が始まった。忘れない様に少しでも記しておこうと思う。 始めに教えて頂いているのが「合欠渡腮あいがきわたりあご」の墨付け。 まず「水ズミ」と「真ズミ」が基準のスミになる事を何度も頭で唱... -
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2月16日 今日は実技技能照査
今朝も砥石を水に浸けて手道具準備のルーティン。今日は技能照査(実技試験)の日。 午前中に墨付け、穴掘り、胴付き挽き、ホゾ加工までやって昼休みを迎えた。やはり、多少の抜けが出たり練習と違う動きが入ってしまったが今の所は許容範囲。少し心配な点... -
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11月16日木曜日 小口を削りの原理を理解する
今朝も砥石を水に浸けて、手道具準備のルーティン。タブレットスタンドの装飾で、簡単な組子製作に入った。カンナで細かい材料を仕上げて、ノミで細部を加工して角度を合わせる作業が続く。 ■カンナ削りの原理を復習 改めてカンナ削りには ・縦削り(なら... -
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11月8日木曜日 ならい目削りを理解する
朝はかんなを水に浸けて、手道具準備のルーティン。製作は隠しあり組の部分練習が終わって、タブレットスタンド製作に入った。 今日はかんなの縦削りのおさらい。 かんな削り(切削)は、縦削り、横削り、木口削りがある。さらに縦削りには「ならい目削り... -
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心が決まった日
次の日の朝、長野に向けて出発した。5月の連休にも関わらず、仲間が来てくれた。大渋滞の関越自動車道を避けて、群馬の山を越えて長野南相木村に向かった。京都の時と同じ様に、行き4時間の車内はずっと木の話。よくぞ飽きないなと自分でも思う。(笑)到... -
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仲間とタイミング
京都に行って来た次の日、木工学校でかんなを研いでいる時に携帯が鳴った。待ち受けに表示されたメッセージはお世話になっている伝統工法設計士さんからだった。御弟子さんからウッドマイザー中古の情報が入ったので送りますとの内容だった。手を止め開い... -
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京都へ製材機を見に
ウッドマイザーという製材機を見に京都に行って来た。林業の仲間も同行してくれた、しかも片道600キロの道のりを一人で運転手してくれた。補助金の準備を進めていて採択のタイミングで起業し、製材機を購入する予定。その実機を見に行った。事前に出しても... -
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4月21日金曜日
午前は木製品と生産工学について学ぶ。木製品のデザインを考えた時には1880年代にイギリスのウィリアムモリスが主導した「アーツクラフツ運動」の影響が大きい。イギリスから最初に始まった産業革命による工業化の結果、安く生産量が増えたけれど粗悪な物... -
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4月19日水曜日
今日から週一回、製図の学びが始まった。道具は製図機械(プーリ式)、中コンパス、ディバインダ(コンパス)、三角定規、三角スケール、シャーペン0.3㍉、鉛筆B、テンプレート。とりあえず1ミリ間隔でひたすら線を書く。吐きそうだった。人に渡して分かり易い... -
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国産材を売るには「おもてなし」
京都に来ている。目的は3つで家族旅行(これが一番大事)、建築見学、おもてなしに触れる。奥様を喜ばすチャンスだと、品川駅で駅弁を目の前にして1000円もする焼き芋を買ったもんだから奥様に怒られる。 んー喜ばせるのって難しい(笑) ところで、日々木...