基礎金額は意外と盲点でボリュームゾーン

建築中のトイレ棟は整地が終わって基礎工事に入った所です。今回の基礎は「ベタ基礎」です。セルフルドをされる方も家のメンテナンスをされる方も、基礎は結構盲点で分からな事が多いかもしれません。建物が経ってしまうと基礎は見えなくなってしまうので意識してみる事も少ないですよね。私もリフォームを専門としてきましたので基礎経験はそこまで多くないので、その辺は設計士としっかり打合せながら進めていく訳です。
今回は地盤調査(地面の頑丈さ調査)をした結果、地質は柔らかいが補強杭を打つまでではないという事が分かり、床面まで鉄筋をしっかり入れてコンクリートを打つ「ベタ基礎」を選択しました。基礎の種類は大きく3種類です

①石場建建て

②布基礎

③ベタ基礎

現在の建物で多いのが③のベタ基礎です。建物の構造によっても変わるので一概には言えませんが一番耐震性が高いと言われています。当然鉄筋の量やコンクリート量も増えるので金額も高くなります。基礎金額の割合をみると建築費用のおよそ1割がといった所です。古い建物は基礎も劣化しているので基礎補強が必要なお宅も結構多かったです。いずれにしても基礎をどうするかは、家を建てる時やメンテナンスの時にはけっこうなボリュームゾーンになるので注意が必要です。

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