伝統構法の刻みは「光」で判断する

実践修行は垂木掛けの堀りから始まる。

先ず大切な墨線(ピタリと合わせたい線)にノミを軽く入れる。写真でいえば定規の下端94ミリ辺の墨線。ここに上から乗る垂木をピタリと付けたい。隙間が開けば美しくないのだ。どの様に見るかは「光」を見る。隙間が空いていれば光が漏れる。10ミリに辺の下端から少し光溢れている。これは手前側が高い証拠。

ピタリと合う様にノミですくい取る。

この繰り返しで隙間の無い垂木掛けを掘っていく。

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