3月18日月曜日 木の呼吸は二酸化炭素と湿気

今日で専門校での作業は最終日、明日は卒業式だけれど変わらず淡々とこなしていく。今朝も砥石を水に浸けて手道具準備のルーティン。飾り棚の兆番取付と抽斗の取っ手を取り付けて完成した。

■木も呼吸する

今日学びは木の呼吸について。木は生きている時は空気中の二酸化炭素を吸い、酸素を出して成長していく。では伐採して柱にや建築材になってからはどう呼吸するのか?それは空気中の湿気の変化に対応して、水蒸気を吸ったり出したりしている。湿度は天候や気温とによって常に変化する。とくに日本は四季があり、梅雨時などは耐え難いくらいの湿気。その為、私達が快適に暮らせるよ住宅に木が使われている。除湿器や加湿器を利用する事もできるが、住宅素材そのものが調湿機能を持っていればそれに越したことはないと思う。

たとえば10cm角長さ3mのヒノキ柱は、気温25℃の時に湿度40%〜80%に変化すと、1本で1.2リットルの湿気を吸収してくれるという結果が実証されている。1.2リットルとはかなりの量。柱だけでなくて床や壁、天井の一部が木造なら調湿機能はもっと向上する。気持ちよく過ごせるのだ。

これからも上記のような事を学びながら、伝えていければと思う♪

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