■手刻み入門– category –
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■手刻み入門
木を使う技術は掘る、切る、削るの三拍子
今日本では、放置林問題が深刻化している。それは経済成長期に拡大造林と言って木をいっぱい植えたからだ。その木は50~60年経って使い時になっているけれど、建築には外国から仕入れた木を使い日本の木は使われていない。そうこうしているうちに木を扱え... -
■手刻み入門
伝統構法の刻みは「光」で判断する
実践修行は垂木掛けの堀りから始まる。 先ず大切な墨線(ピタリと合わせたい線)にノミを軽く入れる。写真でいえば定規の下端94ミリ辺の墨線。ここに上から乗る垂木をピタリと付けたい。隙間が開けば美しくないのだ。どの様に見るかは「光」を見る。隙間が... -
■手刻み入門
相欠渡腮のスミカケから始まる
木工学校を卒業して、現場は建築に変わります早速手刻み修行が始まった。忘れない様に少しでも記しておこうと思う。 始めに教えて頂いているのが「合欠渡腮あいがきわたりあご」の墨付け。 まず「水ズミ」と「真ズミ」が基準のスミになる事を何度も頭で唱...
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