6月26日月曜日 四角い穴が掘れるのは木が軟らかいから

午前は木工機械の授業から始まる。まずは「角のみ盤」の使い方から。この機械に使われる「角のみ刃物」の発明によって、一工程で四角い穴を掘る事が可能になった。角のみ刃物はドリルの様な刃の回りを四角い刃物が覆っている。内側のドリルが回転して穴を掘り、外側の四角刃が角取りをする。金属加工ではみられない木工特有の加工方法との事で、前職が金属加工技術者だった人に聞いたらその通りだった。金属は硬いから角を出すのは容易じゃなくて、木は柔らかいから角が出せる。建築や家具の加工が四角中心なのは、木の加工し易さと機械の発展が背景にある。
午後は二方胴付組の練習に入った。

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