21日水曜日 手押しかんな盤もケガが多いので注意しよう

午前は製図時間。今日から制作課題の框組みの図面書きに入った。図面はかなり気が重たかったが、書き始めるとあまり苦でなくなるから不思議だ。実際に自分が作るものを書くとなると気持ちが違う。肩こりもあまりしなかった。午後は木工機械の続きを学ぶ。今日は「かんな機械」だ。かんな盤ともいっていろいろな種類の機械があるが代表的なのが、・手押かんな盤・自動かんな盤・仕上かんな盤上記の3種類、中でも「手押しかんな」はケガが多いので注意が必要だ。

■手押しかんな盤は、木材の一面を基準面として加工する為の機械で、手道具かんなでは第一基準面と第二基準面を作る工程だ。具体的には主に3つの作業で①板材等のむら取り②板材等の直角削り③板材のはぎ口の直線削り(はぎ口とは抱き合わせる部分)

■注意注意すべきはケガの多さ。丸のこ昇降盤と同等にケガが多い。手押しかんな盤はテーブルに「かんな銅」という回転する刃物が付いている。テーブルの上に材料を置き、手で押して材料の下端を削る。その為、押す手の指先や手のひらを削ってしまうケガが多い。「かんな銅」には丸胴式と角胴式の2種類があるが、労働安全衛生法によって「丸胴式」を使わなければいけないと決められた。理由は角銅式だと刃とテーブル席の間が大きくなり、作業中に誤って指がかんな銅に接触すると、指が大きく削り取られる危険があるからだ。手押しかんな作業は細心の注意をしよう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる