今朝はギリギリ砥石を水に浸けて、手道具準備のルーティン。作業はフラッシュ家具の組立。フラッシュにそこまで伝統技術は必要無いかなという感じ。
■裏押しの手順
①準備
作業を始める前に、刃先を中砥石で少し潰しておくと良い。刃こぼれを防ぐ為。
②金剛砂をまく
金砥石の中央に、金剛砂を一つまみまき、水を1.2滴垂らす。
金剛砂(こうごうしゃ)↓ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%89%9B%E7%A0%82
モノタロウ↓ https://www.monotaro.com/k/store/%E9%87%91%E5%89%9B%E7%A0%82/
③姿勢
立膝で、手を押し出した時に、金砥石の先端部に手がかかるようにする。「押し棒」を刃表の中央に当てて、右手は押し棒と鉋刃を一緒に握り、左手は押し棒のもう一方を握る。↓
④金剛砂をならす
裏押しの最初は、金剛砂が金砥石から落ちないように、軽い力で前後に動かして、「カリカリ」という音を経てながら、金剛砂を細かく潰す。
⑤刃裏を押す
刃裏と金砥石が良く密着するように力を入れる。金砥石が乾くまで前後運動をする。水を1.2滴加えながら刃裏の刃先(裏切れしていた部分)が2mm程度出るまで繰り返す。
⑥仕上げる
仕上げは水だけで行う。金砥石の上を水で洗い流し、前後運動を続ける。水だけで刃裏が平滑で鏡面になるまで、一気に空研ぎで研ぎ上げる。
これが出来れば、ようやっと鉋刃研ぎに入れる♪☆
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