4月27日木曜日

朝から実習で、自分で使う道具の「台直しかんな」の研ぎに入った。刃の名前は「重堂」。台直しかんなにしても注意すべきはかんなと同じで、中研ぎで両端でしっかり「刃返り」を出さないといけない。端に刃返りが出にくいという事は刃が山型になっている。真ん中が凹んだ砥石で研ぎ続けると起こる。マメに研面直しをしなければならない。通常一本研ぎ上げるのに1、2回は直した方が良いとの事。とにかく中研ぎは「刃返り」を出す為にやる。端までしっかり出す事が大事!刃先を指で触り刃返りの感覚を養い続ける。午後はかんなの台直しに入った。自分が使うかんなの裏側を平らにする作業。まずはかんなの「刃出し」。本当ににわずか0.1〜0.2ミリだけ刃を出す、出し過ぎてはいけない。先生に調整してもらったが全く見えなかった。初めは目で判断出来ないので、削ってみてその音と感覚で覚える。台直しは下端定規という木製の定規を使う。かんな裏にあて光が指す方に向けて隙間をみると凹凸が分かる。しかしめちゃくちゃ難しい。0.1〜0.2ミリの光の差し込みの違いが直ぐに分かりっこない。でも向き合うしかない。

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