7月20日木曜日 胴付きの技術は身に付けておこう

午前中2時間は就職支援、こういう時間もある。あまり頭に入らなかったけど聞いた。3時間目から実技で作業室に降りた。製作は課題3の「三方胴付き平ほぞ接ぎ、割込み」に入った。
まず課題2でやった「3方胴付き」のおさらいで胴付きとはこの部分↓

縦枠と横枠の接触部分が3面合わせているから3面胴付きという。これに課題3は「割込み」が入る。上下の中心に一本桟を入れて「日」になるので日の字枠とも言っている。

昨日から機械を使い穴は「角のみ盤」、ほぞは「テーブル丸鋸盤」で加工をしている。およその時間を測ると手作業での加工に比べて10倍位早かった。しかも当然精度が高い。機械に慣れるともっと早くなると思う。
ただ「墨付け」と「胴付挽き」は変わらず手作業。墨付けはめちゃくちゃ時間がかかっているが、ここは重要だと思うので良しとしよう。問題は胴付き挽のだ…機械でも出来るらしいが今の所レザーソー(のこ)でカットしている。材同士がピタッと合わなければ価値が下がる胴付きは、効率と精度を考えると機械にこしたことはない。

ただ大切さを覚えさせる為に手作業なのだと思う。失敗を繰り返しながらだがこの繊細さは身につけておきたい技術の一つだ。

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