6月30日金曜日 組立も技術の一つ

木工商品を完成させる為には4つの工程がある。

①木取り②加工③組立(④塗装する場合は)

僕は加工がしっかりと出来ていれば良い商品が出来ると少し組立を軽視していたが、どうやら木工はそうではなく組立も(こそ)技術の一つのようだ。

①木取り:木の性質を充分に理解している人が行う(もしくは聞く)。木は樹種によって硬さや木目が違いクセがある。それを活かせる経験と知識が必要になる。

②加工:一年生はまずはここから!穴掘りやほぞ加工など。チームでやる木造建築などは、構造(耐震)に影響がない所から任せられる。一人で商品作りをする場合は加工が簡単な商品を選んで作っていく。

③組立:加工が良くても組立技術が低いと素材が活かされず良い商品が出来ない。逆に組立技術が高いと加工精度が多少低くても、それをカバーして良い商品に仕立てられる。※理由は木は柔らかいから。

木工や建築は組立も(こそ)技術の一つなのだ。組立を甘んじてはダメでした。

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