10月13日金曜日 板削りで改めて感じるカンナ手入れの重要性

砥石を水に付けて手道具準備のルーティン。昨日ボンド付けをして組んだ枡をハタガネでギュッと止めておいた。朝外すと胴付き(溝とほぞ)がしっかり付いている。OK!!
ハタガネを外したら外側の仕上げ削りをする。(内側は組んでからだ削れないので、組む前に仕上げてある。)
枡は溝とほぞに隙間がない事と、外側の板のカンナがけが綺麗に出来ている事が大切。実際にカンナで板の仕上げ削りをやってみて、気が付いた事がいくつかあるので、復習も含めて書いておこう。
●板削りのではまずカンナ刃の形注意する。刃の両側(耳の近く)が僅かに落ちる様に研ぐ。これは、真っ平らだと刃の跡が板に残ってしまうのでそれを防ぐ為。
研ぎ方は、
①中砥石の中心部を使って縦研ぎ
②砥石をの中心部が凹んで来たら
③通常の横砥ぎ
④刃の両側(耳の手前)が砥石に当たって研げていれば良い
⑤砥面の形を崩さない様にして、刃返りが出るまで研ぐ
⑥仕上げ砥ぎ(仕上げ砥石)には力を入れ過ぎなくて良い

上記を行った上で、それでも仕上げカンナがかからない場合はカンナ台の下端調整をする。
板削りは角材削りに比べて、材料との接着面が広くなるので、刃と台下端の調整をしっかりと行う。

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