2月15日木曜日 「縦挽き製材鋸」が広まって大工と製材が分業になった

今朝は朝から試験。100問の学科問題を乗り越えて、明日の実技試験の準備。砥石を水に浸けて手道具準備は変わらずのルーティン。

明日への準備は刃物の研ぎをメインに道具の手入れをする。ノミ研ぎ4本、シラガキ、毛引き、平鉋(通常のかんな)に面取り鉋の刃を研ぐ、鉋の台調整も忘れてはならない。

【縦引きの拡大で製材が専門職に】

江戸時代に製材や大工技術が広まっていく中で「縦挽き製材鋸(おが)」の拡大が、大きな影響を与えた。縦挽きを専門とする木材加工職人(工匠)が建築現場に登場し、番匠と呼ばれていた大工たちは、より専門的な建築分野に技術を集中させていった。木割りや図面など、設計技術を発展させて、彫刻分野でも技術が開花していった。(大河直躬氏 談)

私が気になるのは、工匠が建築現場に倒叙したという事だ。当時、建築と木材加工現場関係が密接だったという事が分かる。現在は製材→製品市場→材木店→工務店→大工の流れで建築材として使われる。もう少し、スリムな木材活用が可能だと思っている。歴史を学ぶ事で、やるべき方向性が見えてくる。

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