10月31日火曜日  切削と研削と研磨

ケヤキの板削りをしながら「削る」ことについて復習をしている。

(木工工作法令和3年より)
欧米は石の文化、日本は木の文化と言われるほど我が国では人と木材の関わりが古く、親密である。それ故木材の加工には、長い歴史と経験を持つ。
◯だから木工には細かい加工技術と手道具技術が詰まっているんだ!

加工には竹細工のように部材を変形させる「塑性加工」と、不要な部分を取り去る「除去加工」がある。
◯なるほど、木材加工は切ったり削ったりするから除去加工が多いなぁ。

除去加工には、大きな切りくずの「切削せっさく」と、微細な切りくずの「研削けんさく」がある。さらに最終仕上げに見られるように、表面をピカピカに磨く「研磨」がある。
◯切る、削る、磨くの3つの技術に分かれているという事は、道具も違って来るし、木工は覚える事が多く、手間がかかる作業だな。

木工世界の入口で、そんな事を感じながら伝統技術と向き合う日々。歴史の蓄積はすごいなぁ。明日は「切削」と「研削」について少し深掘りしていこうと思う。

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