国産材を売るには「おもてなし」

京都に来ている。目的は3つで家族旅行(これが一番大事)、建築見学、おもてなしに触れる。奥様を喜ばすチャンスだと、品川駅で駅弁を目の前にして1000円もする焼き芋を買ったもんだから奥様に怒られる。 んー喜ばせるのって難しい(笑)

ところで、日々木材を扱いながら建築や木工家などのいわゆる職人と関わる中で思う事がある。それは、、、もてなす心が無さすぎる!俺は技術で勝負してるんだからって怖い顔で言われても、それで食えてる人は一握り。やっぱりサービス精神大事だとつくづく思うのです。

おもてなし文化の歴史は古くて、はじまりは平安時代。茶道とも深い関わりがあるらしく室町時代にかけて発展すると同時に、おもてなしの精神もまた広まったという。そんな昔からの文化を活用しない手は無いと思う。おもてなしって言うと難しく聞こえるけど、要は「気遣い」と言う事。気がつくって想像力なんです。気遣いがさり気なく出来るようになると上級者。心地よいおもてなしになるんです。喜んでくれるだろうと、1000円もするサツマイモを買って怒られたと言う事は、想像力が足りなかったんです!はい(笑)

技術やサービスを売るには、先ずは喜んで貰う事。人に対しての気遣いが少ない職人の世界や木材の世界だっておもてなしが必要なんです。だってどうせ買うなら気持ち良い人から買うかってなるじゃない。京都でさりげないおもてなしを頂きながら、考えるのであります。

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