戦後の森林事情 2021 6/27 自分のいろいろ 2021年6月27日 2021年6月27日 国の面積のうち森林が占める割合を森林率。この率が高い程、森林資源が豊かという事だけれど、開発が進んで自然が壊されてしまったというイメージの日本はどれくらいだろう? 目次日本は…69%これがどの位の数字かというと、先進国で一番はフィンランド73%続いてスウェーデン69%日本は北欧に匹敵する木の国。我が地元ときがわ町も森林率70%程で「木の村」と呼ばれている。伐採すると自然破壊になるから切らないでと言われたのは昔のお話。 1940年頃から戦時中の軍備で乱伐してしまった日本の山々、既にハゲ山が目立っていた。さらに戦後復興の木材需要の急増により極端に木材不足になる。そこで政府が行ったのが「拡大造林」と名付けた植林施策。杉や桧をどんどん植える。でも木は植えてから使える様になるまで数十年。とても待っていられないという事で、木材輸入の自由化に踏み切った。関税をどんどん下げて1965年頃には関税がほぼ0に。結果外材が使われる一方で、国産材が使われなくなってしまった。その流れが今も残っている。 これが戦後の日本森林の歴史。政策が悪いなどと良く聞くけれど、それを言っていても前には進めない。木一本の価値を少しでも高める事を目指して、厳しい業界だからこそ前向きに続けていきたい。 自分のいろいろ よかったらシェアしてね! URLをコピーしました! URLをコピーしました! 床ネダ組 厳しい現実に この記事を書いた人 cyrptomeria 関連記事 相欠渡腮のスミカケから始まる 2024年3月23日 2月16日 今日は実技技能照査 2024年2月16日 11月16日木曜日 小口を削りの原理を理解する 2023年11月16日 11月8日木曜日 ならい目削りを理解する 2023年11月9日 心が決まった日 2023年5月3日 仲間とタイミング 2023年5月3日 京都へ製材機を見に 2023年5月3日 4月21日金曜日 2023年4月21日 コメント コメントする コメントをキャンセルコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 上に表示された文字を入力してください。
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