国産木材の利用は何割?

建築に国産木材がどのくらい使われているのか!?林業白書で調べてみた。
2022年の建築着工床面積の木造率は45.5%らしい。これは戸建て、マンション、非住宅、商業施設などを含めた割合。
全部の建築のうち、45%も木造使ってるじゃん!と思いながら読んでみた

階層別の木造率は・・・

・1~3階建て住宅は80%が木造

・店舗などの非住宅は14%が木造

・4階建て以上の建築物は1%以下

建築木材の需要の大部分は住宅分野が占めている事が分かった。確かに4階建て以上の高層建築や商業施設を木造にするのは耐震性や耐火性の問題をクリア出来ない部分が多いし仕方ない。低層住宅で木造率80%もあれば日本の木使けっこう使われているなと思ってグラフを読んだら半分が輸入材でした。(グラフは2020年データ)

2022年林業白書128ページ

少し気になるのが、柱材と横架材の国産材の高単価部材の割合が50%を切り、土台、羽柄材、面材の低単価部材が増えている事です。単価が下がり量が増えれば、価値が下がる傾向になります。林業従事者や山主への利益還元は難しくなってしまうので、この流れのなかで何が出来るかを考えています。
目指したい方向性は、木材の価値を上げる事だと思うのです。その事を意識して明日も、大好きな木と山と向き合のです。




よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる