2023年10月– date –
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木工技術学校記録
10月12日木曜日 枡制作で「 鋸」と「 鑿」と向き合う
昨日休みで、休み明けの朝。砥石を水に付けて手道具準備のルーティン。幅3分(9mm)の叩き鑿(のみ)を研いだ。休み明けの朝はまだ道具が手につかないので、研ぐと体が思い出す。研ぎ場の高さも低くなって負担が軽減できている。制作課題は「枡組」の2個... -
木工技術学校記録
10月10日火曜日 毎日の刃研ぎは体への負担も考慮する。
今朝も砥石を水に付けて、手道具の準備。 今日から水の節約で使える流し台が減った。制作に時間をかける人が増えて、皆が一度に研ぐ事がなくなってきたからだ。僕も研ぎ場移動した。これまで使っていた流し台の高さは82cm(820mm)、そこに砥石を置くと84... -
木工技術学校記録
10月6日金曜日 「枡」は縁起物
今日は「枡」の製作をした。 枡は祝杯など日本酒を飲むための酒枡や節分用の豆を入れたり、お米の量を測ったりする容器として使われてきた。以前にも書いたがそんな枡には縁起が詰まっていて角を上から見た時に、「入」の漢字になるように組む。大入りとか... -
木工技術学校記録
10月5日木曜日 ノミ研ぎは鎬面に平面を出すイメージで
砥石を水に付けて手道具の準備。今日はノミ研ぎをした。ノミ研ぎはかんな刃研ぎよりも難しくて、刃先を砥石に当てる事をしっかりと意識して研ぐ。目安は30度を意識して砥石に当てる。28度以下になるとの切れ味は良くなるけれど、刃こぼれがしやすくなると... -
木工技術学校記録
10月4日水曜日 「枡組 」の製作に入れて嬉しい
今日もぎりぎり朝のルーティン。朝一はノミの刃研ぎをした。(ノミは文書で書く難し過ぎるので改めて。)昨日、枠組み課題を卒業して「枡組」に入った。枡組は下記の手順で行う。 ①木取り、木作り ②合印(裏表や上下を分かりやすく黒墨で) ③墨付け ④加工... -
■山と踊る
10月3日火曜日 四季があるから綺麗な年輪ができる
木はの構造は幹、枝、根の3部分からなる。用材として利用するところは幹の部分が多い。針葉樹は広葉樹に比べて幹が通直で、上下の直径があまり違わないので建築用材として多く使う。広葉樹は家具等に使われる事が多い。うん、これはイメージ出来る。日本の... -
木工技術学校記録
10月2日月曜日 矩の出た枠組みが基本
朝はぎりぎり、砥石を水に付けて手道具準備のルーティン。足袋、草履、手拭いの3点セットを準備すると身が引き締まる。今日は「上端留めほぞ接ぎ手」と「剣留ほぞ継ぎ手」の調整をした。ここでもう一度胴付き枠を作る手順のおさらい。 ①木取り、木作り(必...
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