朝練でかんな研ぎをして、実技室から授業が始まった。「仮組み」について先生の説明を受けてから実際に作業をした。今日分かったのは「仮組で商品の良し悪しが決まる!」という事だ。
■3つのポイント
・枠の垂直が出ている
・ねじれは無いか
・胴付きがピタリと付いているか
■仮組みの仕方
※注意:4本一緒に少しづつ差し込んでいく。一本づつ立てない。
①ほぞの根本にだけ水を付けておく、水道直接で良い(水分で柔らかくなりほぞが折れにくくなる)
②1本目(穴の材)を下に置いて、2本のほぞを手で叩いて軽く差し込む(コの字が上を向いた形になる)
③4本目(穴の材)を下に置いて②をひっくり返して上から差し込む、当て木を使って叩いて入れていく(上から入れた方が穴が見えるから差しやすい)
④枠の形になったら平置きして角の直角をみる。見込み面(加工面内側)にスコヤを当て垂直に入っているか確認すると良い。③④を数回繰り返して少しづつ差し込んでいく。この時まだ胴付きが付くまでは差し込まない。
⑤作業台に平置きしてねじれを確認する(歪みがあるとカタカタと音がする)。
⑥ねじれを取る作業は枠内の対角の角2点(胴付きの隙間を空けている角)を作業台の角にを合わせ、歪みと反対方向に反るように上から押す(角に合わせる理由は材料が凹みにくいから)、ギュウギュウと軽く音がなる程度押してもほぞに水を付けているので割れない。
⑦歪みが取れたら再び寝かせて90度出ているかスコヤで確認する。内側の角が90°より鋭角の傾いている場合は、縦枠(長手)のコバを作業台に叩く。横枠(妻手)が上がった分だけ鈍角になる。
⑧内側の4点に90°が出たら再び立てて叩き込んでいく(専用の叩き込み台を作るとやりやすい)
⑨胴付きがピタリと合わなければ、一度バラし材料の調整をして①からやり直す。
⑩ピタリと仮組みが出来たら胴付き部の目違い(段差)にかんなをかける(目違い払い)。
仮組みでピタリ胴付きが合い、枠の垂直が出ていれば良い商品が出来る。この仮組みで商品の良し悪しが決まってしまう。本番で練習以上の実力は出ないのと同じように、仮組みの段階こそ大事なのだ。そして組立は技術の一つである。


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