4月14日金曜日

午前中は座学だった。座学といっても講師の話しが重で木工学校は埼玉川越、東京品川、長野松本、北海道旭川と少ない。家具の産地と特徴は旭川(洋風)、岐阜の飛騨は元々大阪から職人が来て発祥し曲げ木技術が有名らしい(トーネットチェア風)。福岡は大川家具(生産量日本一)、徳島も盛ん。埼玉はときがわ町が家具の産地でその家具を取付けるのは越生町の職人が多かった。木工は先ず道具の練習、その後框組みなどの仕口の練習を繰り返す。人の刃物を借りる事はあまり無い事なので、木工は刃物と共にある意識を持った方が良いとの事。かんな刃の研ぎは1年かけても覚えられる事はなく、こうすれば良くなるというイメージが持てれば十分。「研ぎは一生」と言われる位刃物と向き合う事は奥深いものなのだ。午後はまた研ぎから始まる。仕上げ砥石の調整をして、昨日中砥石まで終わった「忠成」の仕上げから始まった。刃先が丸くなってしまった事を思い出して、姿勢を整えてストローク。仕上げは「刃帰り」を無くすことが目的で指で触って確認しなが行う。今日から未だに「刃帰り」が分からない。1時間程研いでが少しづつ吸い付く感じがして来た。研ぎは姿勢が大事かもしれないと姿勢を気にしてみた。担任に確認すると何度かやり直しをくらったが、最後はよく研げていると言われた。だが「刃帰り」親指で触っても人差し指で触ってもまだ分からない。これを感られるようにするのが目標になりそうだ。ノミとノコギリは力を入れれば切れるので力で解決出来る事があるが、かんなは力で解決出来ない技術なので歯の調整と台の調整が大事。それにしても無性喉が乾くし、甘い物が食べたくなる。5本目の「國鶴」はスムーズに研げた。鎬面(しのぎめん)の輝きは少なめだが、研ぎやすかった。鎬面を平らにする事だけに囚われていて裏面が丸くなってしまう事があるのでそこにも注意。あと研ぎ石の面を取れば(角をヤスリとかで削れば)指を切らない。6本目を研ぎ始めると集中力が落ちて刃先が丸くなった。丸くなった刃を丸っ刃という。ブラックコーヒーを飲んで一息着いて、研ぎ石の表面を均した所で終業のチャイムがなった。来週は直しからスタートだ。

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