今朝も砥石に水を浸けて手道具準備のルーティン。飾り棚制作の抽斗調整に時間がかかっている。前板の回りに1ミリづつ隙間がきるように均等に鉋で削る。正面から見た時の美しさが問われる大事な作業。仕上げの工程に入って来た。
■木挽の仕事
昼休みは木挽の歴史について勉強中なので、前回の「木取り」「墨掛け」に続いて挽く作業を見てみよる
③挽く
挽き出しの基準面に木片釘を打ち込み、これを鋸歯のガイドにして引き始める。常に鋸歯が水平になるように原木を据えて、墨線が胸の高さになるように構えて進める。この作業を2人で行う事を「相挽き」と呼ぶ。木工でもそうなのだけれど木を学んでいると「相」という言葉が良く出てくる。昔から木文化は共同作業が多かったからではないかと予想する。
挽き進む内に、木の重みや繊維の影響を受けて木が締まってくると、挽いた場所に楔(くさび)を打ち込んで挽き道を広げ挽きやすいようにする。また、常に挽き道を覗き込み、目が曲がっていないか、アサリの具合いは良いかなど確認しながら挽いていく。



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