山奥の製材所のやりたい事

僕の実家の製材所は、埼玉県ときがわ町にあって町の中でもだいぶ山奥にある。
どれくらい奥かというと、隣の家を「上んち」とか、「下んち」とかいう。
それだけ傾斜がある山奥にある。笑

そんな中で昔は製材所をやっていたけれど、一度諦めて解体屋を始めたり、空家掃除に手をだしたり。お陰で作業場はゴミだらけ。
今は仲間の力を借りてそのゴミ山を片付け始めている。

最近片付けながら、製材所として機能していた時はどんな仕事だったのだろうと振り返っている。私が学生時代の頃なので15年程前までだけれど、その当時は既に山師(林業家)が減っていた。その為原木市場で丸太を仕入れ、製材し、出来た商品(柱や梁などの構造材)を製品市場に卸していた。
その製品市場から材木店が仕入れ、工務店や大工さんに販売して、ようやく建築現場に届く仕組みだ。
この仕組みだと、山主は伐採した木をどこで使われているか知らないし、大工も何処産の木か知らないで使っている。というか気にしていない。

流れを整理すると
山→原木市場→製材所→製品市場→材木店→工務店(大工)→建築現場→(お客様)
(お客様)には意味があって、山側や製材所にとってエンドユーザーが見えていない状況なのだ。

そして今も、現場に届くまでにこれだけ多くの経由ポイントがあるのは変わっていない。
それには壁があり、根深い問題もあるので、とりあえずやりたい事を考えてみる。

この状況の中で山奥の製材所がやりたいのは、
(お客様)に地元の木材活用方法を知ってもらう事だと思う。気の利いた商品やカッコイイデザインはとても僕にはでは出来ないので、そこは優秀な仲間に任せるとして、先ずは直接使ってもらい易い薪造りやパレット造りなどが出来る。
小さな取組だけれど、少しづつ少しづつ細い道を作って行って、お客様に届けられたら良いなと思う。

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ときがわ材パレット用材料。

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松材。

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