手刻みと歩む小さな建築– category –
「私は、古くから伝わる伝統工法の知恵を、現代の『小さな暮らし』に活かします。1/5の模型から始まる緻密な設計と、職人の手仕事が生み出す、一生モノの空間。日々学びながらその制作過程をここに記録していきます。」
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手刻みと歩む小さな建築
平面的な構造に高さが加わった1/5模型
埼玉県鳩山町「喫茶幻」様の小屋建築に向けて、1/5模型で本番さながらのシミュレーションを続けています。今日は、建物の要となる「鴨居(かもい)」と「梁(はり)」を組み合わせ、さらに屋根を支える「束(つか)」を立てる作業を行いました。模型に宿... -
手刻みと歩む小さな建築
何度もやり直す1/5模型。
現在、私は埼玉県鳩山町の「喫茶幻」様の建築に向けてけて、1/5スケールの模型製作に取り組んでいます。なぜ時間をかけて造るの?その時間はお金になっていないんでしょ?誰が求めているの?っという考えも正直分かります。不安になります。でもこれは単な... -
手刻みと歩む小さな建築
手刻み模型の骨組みを立ち上げる
今日は1/5模型の製作がは骨組みを立ち上げました。土台の上に「通し柱」と「管柱」を立て、さらに「差鴨居(さしがもい)」と「梁(はり)」を組み上げました。平面だった部材が立体へと変わっていく。特に柱の間に力強く渡される差鴨居は、空間に安心感... -
手刻みと歩む小さな建築
1/5模型の製作、手刻みで土台と柱の仮組み
今日も1/5模型の製作を一段階進めました。 本日の主な作業は、柱と土台を繋ぐホゾ加工です。オスとメスのホゾをそれぞれ丁寧に刻み出し、仮組みを始めました。ピタリと噛み合う手応えは、手刻みならではの喜びです。金物を使わずに木と木を繋ぐ仕口はバラ... -
手刻みと歩む小さな建築
組んでバラせる利点を活かして
今日も1/5模型の製作に向き合いました。土台と柱の「ほぞ穴加工」を開始。90×30mmという、模型でありながら実物のような精度が求められるサイズを、すべて貫通で仕上げていきます。この模型を作る最大の目的は、単なる形の確認ではありません。伝統工法の... -
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5分の1模型。柱と梁仕口「小根ほぞ」の墨付け。
今日は「通し柱」と、そこに刺さる「梁(はり)」の墨付け作業を完了しました。一階屋根へと建物を貫く一本の長い材に、狂いのない線を刻む作業。今日特に重要だったのは、梁の「小根(こね)ほぞ」の墨付けです。これは柱に梁を差し込んで組む、伝統的な... -
手刻みと歩む小さな建築
一階から屋根へ、1/5模型「通し柱」の墨付け。
1/5模型の製作、今日は「土台」に続き、建物の要となる「通し柱」長さ約60センチの墨付けを行いました。通し柱は、土台から屋根下までを一本で繋ぐ、骨組の主役です。ここに梁や桁といった全ての横部材が組み合わさっていきます。先日作った矩計棒(かなば... -
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既製品にはない精度を求めて。
1/5模型、材料からの手作り。今日からいよいよ、1/5模型の製作が始まりました。まず取りかかったのは、材料作りです。実際の建築で使う木材と同じ比率、同じ質感を感じられるよう、すべての部材を自ら切り出し、手作りで用意しました。「小さな建築」だか... -
手刻みと歩む小さな建築
図面から「棒」へ。建築の精度を支える、世界に一本の物差し。
今日は、設計の要となる「矩計棒(かなばかりぼう)」を2本作成しました。これは、図面上の寸法を実際の長さとして木製の棒に刻み込んだ、その建物専用の「物差し」です。一本は実際の現場で使う実寸サイズ、そしてもう一本は「1/5模型」のための専用サイ... -
手刻みと歩む小さな建築
一生モノを支える「矩計図」と「実寸図」
今日は朝一番で現場へ。型枠にコンクリートを流し込む「打設」の立ち会いを行いました。建物を支える基礎が形になる、緊張感のある大切な工程です。 午後は一転して机に向かい、設計の核心部に挑みました。書いたのは、建物の垂直断面を詳細に描く「矩計...
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