手刻みと歩む小さな建築– category –
「私は、古くから伝わる伝統工法の知恵を、現代の『小さな暮らし』に活かします。1/5の模型から始まる緻密な設計と、職人の手仕事が生み出す、一生モノの空間。日々学びながらその制作過程をここに記録していきます。」
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手刻みと歩む小さな建築
明日は、地元の木が小屋になる日。
夜の9時、明日の建前に向けた積み込みが終わりました。今日は仲間が桁の加工を手伝ってくれ、僕は楔(くさび)を100個作り、破風や鼻隠しの仕上げを行いました。垂木の先端カットや面戸、「貫」の材料も、地元の山の木から挽き、すべて1から作り上げまし... -
手刻みと歩む小さな建築
24日の建前に向けた「足元」の完成
午前中、鳩山町の現場に行って、土台敷きをしてきました。 自分の中でシュミレーションをして臨みましたが、現場はやってみないと分からないことも多い。アンカーボルトの位置を見ながら、一つひとつ微調整。しっかり直角と水平を出して、土台を敷きました... -
手刻みと歩む小さな建築
一本の木を余すことなく、小屋建築へ
今回の小屋作り、屋根を支える垂木(たるき)は、丸太から柱を挽いた「周りの部分」から丁寧に切り出しました。地元の山で大切に育てられた木。中心で柱を取るのはもちろん、その外側の部分も、製材機を回して、屋根を支える材料を作ります。 一本の木を... -
手刻みと歩む小さな建築
自由で、楽しい。それが僕の「小屋建築」
今日は仲間3人と、鳩山町「ニュー喫茶 幻ステーション」小屋の仮組みを行いました。土台を敷き、柱を立て、梁を架ける。 一本ずつ手刻みした材を力強く組み上げていきます。 僕が目指す小屋建築は、出来るだけ「自由」です。近くの山から木を伐り出すと... -
手刻みと歩む小さな建築
地元の山から造る小さな小屋の物語
地元の山で仲間と木を切り、自ら製材し、一本ずつ手で刻む。現代の効率から見れば「何をやっているんだ」と言われるほどの遠回りかもしれません。でも、この一連の流れで造る建物には、理屈を超えた楽しさと、大切な想いに応えられる手応えが確かにありま... -
手刻みと歩む小さな建築
お客様の価値観に寄り添う小屋建築
埼玉県鳩山町「喫茶 幻」のオーナー菅沼さんが学生時代に製作した大切な屋台。今回の小屋造りは、その宝物を納めるための器てます。効率を優先するのではなく、想い入れのある屋台にふさわしい場所を用意したい。だからこそ木の一本一本を手刻し、木組み... -
手刻みと歩む小さな建築
山と人をつなぐ小屋造り。腕はパンパンでも、この手刻みの時間が好き
は一日、ひたすら「ホゾ穴あけ」に没頭していました。 鳩山町幻さんのガレージの桁、そして4メートルの鴨居。一つひとつ、穴を掘る作業は、かなりの重労働で今はもう腕がパンパンです。 今の時代、プレカットの機械を使えばもっと速く、効率的に出来ます。... -
手刻みと歩む小さな建築
【山と人をつなぐ小屋建築】
一年前、仲間と共に山で自ら伐り出した杉。天然乾燥させ、鴨居としての出番がやってきました。 今日は、この杉材に通し柱と繋ぐ「小根ホゾ」加工をしました。背240mm×幅105mm、長さ4m。木の性格を見ながら使う向きを検討します。 効率重視のプレカットで... -
手刻みと歩む小さな建築
地元ときがわの山で1年前に伐採し、自然乾燥させた杉材の仕上げ
今日は、地元・ときがわの山で1年前に伐採し、じっくりと自然乾燥させてきた杉材の仕上げを行いました。材は、長さ4メートル、背240mm、厚み105mmの鴨居(かもい)材です。 1年乾燥させたことで、木が落ち着き、「粘り」と「安定感」がでてきています。 ... -
手刻みと歩む小さな建築
看板から小屋へ。現場を行き来しながら、木を刻んで活かす日々。
昨日は丸太看板の鉄骨を立て、今日はまた、小屋建築の刻みへと戻ってきました。現場が重なると頭の切り替えも大変ですが、どちらも「木をどう生かすか」に向き合うことには変わりありません。今日は、小屋の梁(はり)を組むための「ホゾ加工」をしました...
