朝はぎりぎり、砥石を水に付けて手道具準備のルーティン。足袋、草履、手拭いの3点セットを準備すると身が引き締まる。今日は「上端留めほぞ接ぎ手」と「剣留ほぞ継ぎ手」の調整をした。ここでもう一度胴付き枠を作る手順のおさらい。
①木取り、木作り(必要な角材を作る)
②勝手墨(表と裏が分からなくならない様に)
③加工墨(穴とほぞと胴付きの墨)
④穴あけ(角のみ機かノミか)
⑤胴付き挽き、ほぞ挽き(昇降盤か手鋸か)
⑥木殺し、仮組み、調整
⑦目違い払い(接合部の段差を削る)
⑧バラして、水拭き、勝手墨を移す(水で凹みを膨らます)
⑨仕上げかんな、糸面取り
⑩本組み
⑪端を落として外を仕上げる
この順番が大事。
この11工程を丁寧にこなしていけば、「矩(直角)の出た枠組み」が完成する。継ぎ手の種類によって③の加工墨が変わり、加工が複雑になるが、あくまで矩の出た枠組みが基本の基本。基本と向き合うと必要な技術が見えて来る。何度戻ってでもしっかりと身に付けたい技術だ。


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