5分の1模型。柱と梁仕口「小根ほぞ」の墨付け。

​今日は「通し柱」と、そこに刺さる「梁(はり)」の墨付け作業を完了しました。一階屋根へと建物を貫く一本の長い材に、狂いのない線を刻む作業。今日特に重要だったのは、梁の「小根(こね)ほぞ」の墨付けです。これは柱に梁を差し込んで組む、伝統的な仕口の一つ。ビスを使わず、この仕口のみで構造を持たせることで、木と木が互いに噛み合い、一体となる組手です。​現代の効率的なプレカット工法とは一線を画し、金物留めでは決して得られない「粘り」と「靭やかさ」が宿ります。​単なる技術の披露ではなく、10年、20年と時を経るほどに「この木組みだからこそ、この安らぎがある」と実感していただける場所のために。明日からも、一本の墨線に魂を込めていきます。

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