②挽く– category –
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木の地産地消は伐る、挽く、作る
木を使おうとすると、北欧や北米からの輸入材ばかり。国産材を使おうとすると遠く九州から、埼玉まで送ってもらった。でも地元に帰って山を見ると立派な杉、桧が育っていた。 大きな事は出来ないけれど、地元で小さく自分達が食っていける範囲なら出来るの... -
地元の桧でカウンターを作る
桧の4mでカウンター天板を作ります。 地元の山から伐って、製材して、加工する。 現在工事中の飲食店の天板に使いたいと思います。作業が間に合うかが少し心配ですが、頑張ります。 -
桧4.5m横架材の製材【足固め材】
長さ4.5m桧の横架材を製材しています。山で4.5mに玉切りして直接製材場に持ち込んだ丸太達。 原木市場丸太長さの規格は4mと3m。これはハウスメーカーや工務店の多くが使う建築柱に合わせています。それ以外の長さは特注サイズ。 オーダーに合わせて、山で... -
桧の足固め材を挽いています。
木を使う為にどうしても必要になるのが製材です。その様子を少し書いてみます。私が使っている機械は簡易製材機で、フォークリフトで丸太をセットします。 セットしたら芯を計ります。丸太は元と末があって太さが違うので、製材する前に芯の高さを合わせる... -
国産材で利益を出す為に、横架材と厚板材を挽く
最近の製材は、横架材をメインに挽いています。具体的には芯材180×120×4mの足固め材なのですが、背が180となると、当然丸太も太くなり末口の直径が250以上必要になります。そこで考えるのが辺材(回り)で何を取るか?です。 私は基本的には厚50mmの厚板を... -
ワンオペレーション製材は取回し計画がとても大切だと痛感しました。
木材は想像以上に思いものです。樹種やサイズによりますが、針葉樹(杉、桧、松)より広葉樹の方が目が詰まっているので重いです。 建築材に使う針葉樹でも長さ4mを越える丸太になると100kgを優に超えます。そうなると製材後の材料もサイズによりますが60... -
製材の基本は木の「元末もとすえ」をみる事から始まります。
今日は4mの桧丸太を製材しています。地元の伝統工法建築の足固めに使う材料です。全部で26本製材します。ところで木には元末があります。木の根元方向と先端方向です。元から末に向かって細くなっています。製材で大切な事の一つにこの「元末」があります... -
【丸太看板用】直径300mmの桧丸太を製材
今日は地元の山から仲間と伐り出した、直径300mm(30cm)の桧丸太を製材しています。地元でご依頼を頂きまして、丸太看板を伐採から製材、組立まで行います。直角30cmを越えると取り回しも大変になりますが、慎重に製材していきます。 製材は直角を出す事... -
四季があるから綺麗な年輪ができる
針葉樹は広葉樹に比べて幹が通直で、上下の直径があまり違わないので建築用材として多く使う。広葉樹は堅木が多いので家具等に使われる。うん、これはイメージ出来る。日本の丸太を輪切りにしてみると、断面(小口という)に年輪が見える、年輪を良く見る... -
国産木材の利用は何割?
建築に国産木材がどのくらい使われているのか!?林業白書で調べてみた。2022年の建築着工床面積の木造率は45.5%らしい。これは戸建て、マンション、非住宅、商業施設などを含めた割合。全部の建築のうち、45%も木造使ってるじゃん!と思いながら読んでみ...
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