ブログ
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木工技術学校記録
2月22日木曜日 木工技術の「手間」を考える
今朝も砥石を水に浸けて手道具準備のルーティン。タモ化粧棚の台輪付けが終わって、3段引出しを作っている。引出し制作のポイント。 ・前板(タモ)、先板(アガチス)、側板(アガチス)の木取りをする。 ・側板→前板→先板の順で加工する。 ・寸法は棚の... -
木工技術学校記録
2月21日水曜日 製材技術の歴史
今朝も砥石を水に浸けて手道具準備のルーティン。タモの化粧棚制作の続きで台輪を取り付けた。 今日は製材の歴史を少し見ていこうと思う。「大鋸おが」=大きなノコギリが日本に登場した15世紀、各地で手挽き製材が盛んに行われるようになった。その挽き方... -
木工技術学校記録
2月20日火曜日 木工伝統技術詰めて「飾り棚」制作
昨日は休みで、今朝も変わらず砥石を水に浸けて手道具準備のルーティン。技能照査試験が終わって、卒業まで一ヶ月を切った。タモの飾り棚制作の続きに取り掛かる。 ■タモ飾り棚 サイズ:幅60センチ×高さ30センチ×奥行30センチ 板:接ぎ接着(はぎ) 加工:コ... -
自分のいろいろ
2月16日 今日は実技技能照査
今朝も砥石を水に浸けて手道具準備のルーティン。今日は技能照査(実技試験)の日。 午前中に墨付け、穴掘り、胴付き挽き、ホゾ加工までやって昼休みを迎えた。やはり、多少の抜けが出たり練習と違う動きが入ってしまったが今の所は許容範囲。少し心配な点... -
木工技術学校記録
2月15日木曜日 「縦挽き製材鋸」が広まって大工と製材が分業になった
今朝は朝から試験。100問の学科問題を乗り越えて、明日の実技試験の準備。砥石を水に浸けて手道具準備は変わらずのルーティン。 明日への準備は刃物の研ぎをメインに道具の手入れをする。ノミ研ぎ4本、シラガキ、毛引き、平鉋(通常のかんな)に面取り鉋... -
木工技術学校記録
2月14日水曜日 学科勉強
今朝も砥石を水に浸けて、手道具準備のルーティン。 実技(技能照査)の練習をしている。 学科試験も近いので、昼休みは静かに勉強中。復習しながら基本を思い出しています。 -
木工技術学校記録
2月13日 職人文化が花開いた江戸時代
今朝も砥石を水に浸けて、手道具準備のルーティン。技能照査の制作物の精度が今一で、原因を見直している。そしてらそもそも手書きした板図(図面)の精度が良くないかもしれない。16日の試験までに間に合うかギリギリなので、書き直すか迷っているところ... -
木工技術学校記録
2月9日金曜日 16世紀後半に「前挽大鋸」が発明されて、建築技術が大幅に進歩した
今朝も砥石を水に浸けて手道具準備のルーティン。今日は実技模擬テスト。卒業技能照査試験を見据えて、5時間で課題制作をする。午前中は墨付けと加工を行った。午後も加工を進めて組立てをする。試験は精度も問われるが、先ずは時間内に組み上がるかが重要... -
木工技術学校記録
2月8日木曜日 「木挽き」
今朝も砥石を水に浸けて手道具準備のルーティン。朝からノミ3本を研いだ。片刃(刃が斜めの事)を治す為に、荒砥石で面を出してから、中砥石→仕上げ砥石と進む。やはり研ぎは難しい、研ぎは一生だ。 ■木挽き 木挽とは木を製材する人の事。建築材、家具材、... -
木工技術学校記録
2月7日水曜日 「木挽職」は木と人の間に立つ職人
今朝も砥石を水に浸けて手道具準備のルーティン。卒業技能照査の実技練習が続いている。 今日から、建築に関わる職人技術を取り上げてみる。木工技術と建築技術は似て非なるもので、違いを知ることは伝統技術を深める事に繋がる。 旧来の民家は伝統技術を...